2006年07月20日

OK Computer

OK Computer  Radiohead [UK]
 OK Computer [1997]
 オフィシャルサイト 試聴

どの分野にも、それ以前と以後を決定的に分断し、以後のシーンを強烈に転換させてしまう発明や発見、作品が存在すると思いますが、このOK Computerも間違いなく世界を変えた1枚。

トム・ヨークはこのアルバムの作成前後「ベルベッツとジョンレノンしか聞いていなかった」と話していたと記憶しています(昔雑誌で読んだので記憶が定かで無いですが)。ブレイクビーツやダブ、グランジの影響を受けた音作りは、当然30年前のロックアンサンブルとは異なるものですが、Happiness Is A Warm Gunばりにリズムのアップダウンを繰り返すtr2、Candy SaysやPale Blue Eyesライクなギター音が印象的なtr10など、憧憬へのオマージュという意味ではRadioheadもあまたいるバンドと同様ですが、彼らとの決定的な峻別という点では、リスペクトさえ超えた憧れへの挑戦と進歩的精神、そして、それに起因する鬼気迫る圧倒的な緊張感と言えるでしょうか。

正直、90年代前半のブリッドポップ以降、現在に至るまで、イギリスの音楽ってパッとしないなと個人的には感じていますが、このアルバムだけはホント別格。もう10年近く前のアルバムだけど、今聴いても全然色あせて無いし。ホント、音楽って簡単に時代を超えるんだなぁーと改めて感じる1枚。

トラバしたブログさんです。
Muse on Music.
ラベル:ROCK
posted by ハル at 00:14| Comment(0) | TrackBack(2) | 音楽-R | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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